LAME でエンコードしようと思ったので調べてみたら、バージョンアップが 2019 年にあったようです
Windows 版のコマンドも、今年 (2020-04) 版があったので拾ってきました ^^/
たまに LAME でヒットしてこんな最果てまで尋ねてくれる人が居るようなので、少し書いておこう!
前の記事からオプションが少し変わってるようなので、そのままでは動かないようですが、基本は同じですね
でも、このご時世に Windows のコマンドライン版のプログラムにどれくらいの需要があるのか解らないけど…
そういう時の為の備忘録と言うコトで…
あ、この設定は僕が自分でエンコードするときに使う設定ですので悪しからず
ここで 320bps の CBR でエンコードしてますが、VBR 指定の方がエンコード時間が短いです
個人的な思い入れでパラメータを設定しています
拾い方
LAME のサイトのホームページの “quick link” から “Download” へ行き、”LAME related links” の “General MP3 Web Sites” と言う項目を探します
https://lame.sourceforge.io/
ソコに、”RareWares” と言うサイトへのリンクがありますので開きます
FLAC とか、 Ogg Vorbis の Windows のバイナリーとかを配布している素敵なサイトです
そこから MP3 のページを開いて最新版を拾ってきます
“LAME Bundles” と言う所にある “LAME 3.100 64bit” を拾ってきます
さっき拾ってきたファイルのバージョンは “LAME 64bits version 3.100.1 (http://lame.sf.net)” でした
解凍すると、doc フォルダーと .exe .dll があるので、.exe と .dll を C:¥WINDOWS 等にコピーします
ジャンルリスト
拾ってきた “doc” フォルダーのドキュメントにもありますが、コマンドラインで確認することができます
/doc/html/detailed.html#tg
コマンドプロンプトで表示します
lame --genre-list
ジャンル名でソートされて表示します
量が多いのでスクロールして行ってしまうので、スクロールバーなどの操作で確認します
エンコード方法
Z:¥WAV¥Eating Pleasure¥WAV>lame -m s --replaygain-accurate -q 0 -b 320 --cbr --add-id3v2 --lowpass -1 --highpass -1 -p --tg "ELECTORIC" --ty 1980 --tl "Eating Pleasure" --ti ..¥cover.jpg --nohist --priority 4 --out-dir .. --tn "9/10" --ta "SANDII" --tt "Zoot Kook" "09-Zoot Kook.wav"
この前の記事との違いは -ta , -tt オプションとかが –ta , –tt へ変わったことでしょうか?
その他は余り使わないオプションなので調べ切れていません
Zoot Kook は、暑くなると聞きたくなりますね ^^/
雑記
ジャンルは 番号でも 文字でも指定できる
上の --tg オプションは文字で指定してありますが 52 とかジャンルリストの数値でも指定できます
Replay Gain は設定しない方が良いのかもしれない
--replaygain-accurate オプションは --noreplaygain にした方が良いのかも知れない
もしくは --clipdetect の方が良いかもしれないですね
fb2k 等もゲイン調整ができますので、本当は無効化設定すれば良いのかもしれない
ただこれはリッピングした後に自分で調整しているからで、最近の CD なんかは音圧が強いのでうるさい気もするので気になるときは設定した方が良いのかもしれないですね!
※ 昔の CD の音圧が低いのか…. ^^;…
-p オプションは設定しない方が良いのかもしれない
CRC を付けるのでビットの読み込みエラー時に補完するのかと思って指定していますが
付属のドキュメントによると、音質が若干低下します とあるので指定しない方が良いかもしれないですね